2019.6.15
現時点ではまだまだ多くの小学校パソコン教室でWindows7が主流ですね。そして多くの学校/教育委員会では、InternerExplolerのみが多く最近のモダンブラウザが入ってないために、今年の1月からScratchが使えないケースが多いようです。
Scratch 3.0 には、発展途上国などインターネット接続ができない環境のためにDasktop版も用意されています。これも動作環境はWindows10以上となっているのですが、実はWindows7でも動いてしまうので、ご紹介します。
※なおこの方法は結果として動作したケースであり、全て自己責任の上で行ってください。
必要なのは、7-Zipというオープンソースの解凍ソフトだけです。下記リンクからインストールしておきます。
そして、Scratch 公式サイトから、Scratch Desktop版をダウンロードします。
Windows10+ となっていますがそのままダウンロードします。この時、保存するだけで実行はしません。(実行・インストールはしません)
ダウンロードした “Scratch Desktop Setup 3.3.0.exe” ファイルは圧縮ファイルですので、実行せずに 7-Zipで解凍します。
ダウンロードしたexeファイルを右クリックし「7-Zip > “Scratch Desktop Setup 3.3.0\” に解凍」します。
さらにフォルダを開き、”$PLUGINSDIR” の下の “app-32.7z” を再び 7-Zipで解凍します。
解凍した “app-32” フォルダの中に、本体である “Scratch Desktop.exe” があります。
これをクリックすると、Scratch 3.0 が立ち上がります!また、最初に解凍した “Scratch Desktop Setup 3.3.0” ごと共有すれば、ネットワーク上のWindows7機でも動きます。
実際先日、とある小学校で講習会を行ってきました。子どもたちはとても楽しんでくれましたよ!