2016.6.10
[イニシャルトーク]
今週は、トンネルあれこれ。
まずはスイスで、イタリアとつなぐ世界最長の鉄道トンネル「ゴッタルドベーストンネル」開通のニュース。
http://gigazine.net/news/20160602-gotthard-tunnel-open/
17年の歳月をかけついに完成し、ヨーロッパ各国首脳もお祝いに駆けつけました。メルケル首相の顔ぐらいは覚えてたかな?
教室では紹介できなかったですが、「ゴッタルドについて知っておくべき八つのこと」という記事はゴッタルドの全てについてとてもよくわかります。
さて、それまで世界一だったのは、日本の青函トンネル。
世界最長、かつ海底トンネルとしての技術的功績も大きく、英仏間のユーロトンネルにも影響を及ぼしました。
北海道新幹線開通で、レールも新設したニュースが残っています。
ゴッタルドもそうですが、実は貨物輸送の需要が非常に大きいのですね。
続いて、日本の歴史に残るトンネルと言えば、立山黒部アルペンルートの入口、関電トンネル。
ここは昨年夏の「ダムあれこれ」でも話しましたが、掘っても掘っても水と土砂が崩れてくる「大破砕帯」。扇沢駅の水飲み場では今も4℃の冷たい水が流れ、出水事故がいかに苛酷であったかをうかがい知ることができます。
さて信州でトンネルと言えば、県歌「信濃の國」6番で「穿つトンネル26♪」と歌われる、旧JR信越本線の碓氷峠も重要。
http://www.annaka-city.com/history/01.htm
めがね橋も有名です。一度行ってみたいことろですね。
そして最後に、未来へのトンネル「リニア新幹線の中央アルプストンネル」。
http://trafficnews.jp/post/47465/
地層問題、残土問題、急勾配(5分で1000m上昇する!)問題、その他いろんな課題を懸念する記事が多いですが、すでに昨年12月に着工し、10年後にはリニア新幹線開通に向けた明るいニュースになることでしょう。
[プログラミング]
先月の「サイコロを振り続けて同じ目が出る確率」を拡張し、「パーティールームに入ってきた人たちの、同じ誕生日の人が出現する確率」を調べていこうと思います。