2017.4.17
日本の Scratch の第一人者、青山学院大の阿部和広先生。その先生直々のワークショップがあり、あらためて参加してきました!
まずはご挨拶と概要講義
有識者会議の話。思えば1995年に「これからどんな職業に就くとしても、これはやっといた方が良い」と直感的にインターネットの世界に飛び込んだのと全く同じ感覚をScratchに感じ、3年前にプログラミング教育に飛び込んだことを思い出します。
「LOGO」その偉大なる教育。最初は画面ではなく実際にカメのロボットだったのは初めて知りました。
偉大なるアラン・ケイ、阿部先生はその薫陶を受けられている。スティーブ・ジョブズもアランのコンピュータALTOを参考にしてマッキントッシュを開発したのは有名な話。
ここで述べられたのは「遊びにこそ学びがある、むしろそこにしかない」という本質。
京陽小での実践、詳しくは聞けなかったが、むしろ資料が公開されているので、教育関係者は必読。
http://school.cts.ne.jp/912keiyo/kounaikenkyu/kenkyu.html
実際のところ、論理的思考が得られたなどの効果などはあまり出ず、「試行錯誤する」「自ら取り組む」という効果が顕著であったという。
先生と生徒という関係から離れられるかがカギ。
先生自身が楽しんでいることが大事。
そういう意味では、当教室で最もスクラッチを楽しんでいるのは僕ですね!
後半はScratchとArduino互換ボードをセットにした、Studuino を使った実習。班ごとに作品作り。課題テーマは家事だった気がしますが、この班は犬が骨についてくるというもの。でもシンプルにうまく作ってありました。
自分の班の作品は写真撮り忘れてしまいましたが、音で3つの調味料を切り替え、皿を置くと調味料が注がれるという、一番高機能に作りこめたと思います。見た目が追い付かず、星は5票(^^)
最後に質疑応答、そしてアラン・ケイの大切な言葉。楽しむことがすべてのカギなのですね。