2016.11.26
岡谷市で開かれた「長野県男女共同参画推進県民大会」において、
参加するママさんのための、子どもワークショップとして、プログラミング体験会を行いました。
メインゲストは白川桃子氏で、会場はずいぶん盛り上がったとのこと。
会議室では低学年の子どもたちと、iPadを使ったScratch Jr.の体験会。実はScratch Jr.での体験会はあまり経験がないのですが、いやー楽しかったです!
使い方を教え始めて3分と経たないうちに彼らはどんどんいじり始め、まったく説明を聞いてくれません。繰り返しの動作を教えているのに、なぜか背景を変えています(笑)
たまに「〇〇はできないの?」と訊かれて答えるものの、事前に用意したネタはまったく使えず、どうしたもんかと最初は焦りましたが、「彼らが楽しんで表現することが最も最上である」と腹を決め、好きなだけやらせてみました。
そのうち彼らはスプライトを動かすことから場面を変える方向に流れ始め、「オレ宇宙にしよ」「あー宇宙いいね」「じゃぁオレも宇宙」と、なんとなく流行などもあるようで(笑)、どっちに転ぶかまったく予測不能。さらに絵を描き始め、眺めているうちにいつの間にか「間違い探しクイズ」を作り始めます。(いやホントに最初の3分しか教えていないのに!)
そうこうしているうちにあっという間に2時間が終わりかけ、せっかくなので用意していた「声を録音して音ブロックにする」技を教えてみると、延々とギャグトークが録音され僕も大爆笑!!(手前の子がマイクに向かって録音中)
教室の授業としては成立しませんが、低学年の体験会にはアルゴリズムやロジックなんかよりも楽しんで表現する経験を積み重ねることが一番ではないかと思います。僕も息子2人を育てたことを思い出しながら、おかげさまでとても楽しい時間を過ごせました。
最後になりましたが、今回すばらしいイベントを開催されました長野県男女共同参画推進県民会議さま、およびワークショップの機会をいただきましたママ育プロジェクトさま、快く機材協力いただいた松本市のはぐまつプロジェクトには心よりお礼申し上げます。