今年のホタルが、生涯の思い出になった話

信州・諏訪湖から車で15分ほど、辰野という町があります。

ここは知る人ぞ知る「ホタルの名所」です。ホタルの名所も数あれど、ここはすごい！

各地では数千匹という所が多いですが、ここは「数万匹」！ゲンジボタルでは東日本最大のホタルの発生地なのですね。きれいな水路で餌のカワニナを育て、それを食べてホタルがたくさん育つというサイクルになっています。

実際に毎日町の方々が目視でカウントされていて、毎年その記録が町のサイトで公開されています。

（なおカウント数は目視のため、草むらで見えないものも当然あり、実際にはこの４－５倍いるとのこと）

http://kankou.town.tatsuno.nagano.jp/untitled36.html

私も何度か見に行っていますが、今年は特に多い！

ちなみに実は4月の時点で、幼虫の上陸数が例年よりとても多かったため、「今年のホタルはすごい、必ず見に行きましょ」と話して回っていたのですが、なんと6/14にはついにカウント数20000を超え、こんなに多いのは信州に来て15年初めて見ました！

子どもたちに話すと、火曜日クラスの中学生たちが見に行ったことないと言うので、それはいかん、次回の6時からのクラスは辰野にホタルを見に行くぞ！と保護者にもお話しし、子ども達4人を車に乗せて行ってきました。

私のカメラではとてもホタルを撮影はできませんが、YoutubeでNyanta8355さんのステキな動画がありましたので、その見事な乱舞をご覧ください。

暗闇ではぐれて心配した一場面もありましたが、中学生が小学生の面倒をしっかりみていたり、おそらく一生に残る良い経験になったでしょう。

彼らがエンジニアに育つかどうかより、「未来への架け橋」に育ってくれることを願っています。