2018.8.28
[イニシャルトーク]
まずはこのニュース。
スイスの氷河に不時着した米軍用機、70年後に氷上に姿現す
(動画:スイス公共放送協会より)
しかしこの事故より9年前、ある信州人がアルプスを越えて世界初の快挙を成し遂げたことをご存じだろうか。
大正時代に豊科に生まれ、深志高校、陸軍学校と進み、パイロットとして朝日新聞に入社。当時行われていた「ロンドン~東京を100時間」という懸賞に挑戦することとなる。何人もの欧米パイロットが失敗する中、新しい偵察機で東京立川を飛び立った飯沼飛行士&塚越機関士のコンビは、悪天候や機体トラブルとも戦いながら、なんと94時間17分という世界初の記録でロンドンに到着したのです!
(写真:「世紀の鳥人 飯沼正明飛行士」より)
(動画:YouTubeより)
世界は大さわぎ!オリンピック金メダルどころではなく、人類初の快挙!先年のリンドバーグ大西洋横断飛行と並び称される快挙だったのです!ヨーロッパ各国で勲章を受け、日本帰国後は各地で凱旋パレードに数万人の人出という状況でした。
(写真:「世紀の鳥人 飯沼正明飛行士」より、横浜伊勢佐木町の様子)
しかして地元信州の偉人の快挙もさることながら、本当に子どもたちに伝えたいのは未来のこと。
ライト兄弟が初飛行したのが1903年、30数年後には東洋の島国から世界記録が生まれ、その後ジェット機をはじめとする航空機のさらなる進化、そして私たちの暮らしの変化。
また私たちも同じように、インターネットの発達を目の当たりにしてきました。
それはつまり、次に子どもたちの世代でも、とてつもない進化を遂げ私たちの世界を大きく変えてしまう何かが起きることを暗示しています。それが何かはまだ誰もわからない。人工知能や宇宙開発はその筆頭にあげられますが、むしろ今誰も予想していなかったモノこそが大きな進化を遂げる気もします。
子どもたちに伝えたいのは、あれが来るのか?これが伸びるのか?と
という命題です。これこそが未来に生き、未来を作る者の姿勢であることは間違いないでしょう。
[プログラミング]
とある教育委員会の教育長が視察に来られました。もちろん民間教室としては異例のことですが、子どもたちが自らプログラミングに挑戦していく姿、また学校の一斉授業とは違い1人1人が別の目的意識で取り組む姿勢など、身を乗り出して子どもたちと関わっていただきました。ご来訪ありがとうございました。