2018.7.18
[イニシャルトーク]
今回の西日本豪雨災害。200人以上が亡くなり、数万人が避難所へ避難しました。
この避難所、日本では学校の体育館などがメジャーですが、国際的には非常識な環境だったって知ってましたか?
避難所の国際基準として、災害時から紛争状態、また先進国から貧困国まで含めた「人間の尊厳を維持する最低基準」として国際赤十字などから
内容として
・世帯ごとに十分に覆いのある生活空間を確保する
・1人あたり3.5平方メートルの広さで、覆いのある空間を確保する
・最適な快適温度、換気と保護を提供する
・トイレは20人に1つ以上。男女別で使えること
・女性トイレは男性トイレの3倍必要
などが、人間の生活として最低限確保されるべき権利として記されています。
そもそも「スフィア基準」は、アフリカ・ルワンダの難民キャンプで多くの人が亡くなったことを受けて、国際赤十字などが20年前に作られました。もう一度言いますね。
紛争状態の貧困国の難民キャンプの基準はこういう感じ。(写真はイタリア地震時のもの)
経済大国ニッポンの熊本地震の避難所がこちら。
「トイレは汚いし並ぶ。行かずに済むよう飲まず食わず」
このとき、エベレスト清掃登山で有名な野口健さんは、スフィア基準について以前海外からの指摘を聞いてショックを受けており、この大分熊本地震のときにはテントメーカーの協力を得て、スフィア基準に沿ったテント村を解説されました。(私も当時このニュースを聞いてはいたのですが、その意味は今回初めて知りました)
地震災害大国・ニッポン。
[プログラミング]
5月から始めた子たちとともにあらためてジャンプを使った横スクロールゲーム。
得点やHP、音の使い方もいれて工夫していきます(^^)